「日本最速男」
これまで5度のSG制覇!
1999年に叩き出したレコードタイムは今も抜かれることなく保持。
史上最速のスピードレーサー伊藤信夫選手をvol.11ではご紹介!
※2023年7月21日現在
プロフィール
年齢 50歳
生年月日 1972年9月17日
選手登録 1995年6月30日
期別 24期
所属 浜松
現行ランク S-10
通算成績
通算優勝回数 92回
通算勝利数 1169勝
主な獲得タイトル
SGオートレースグランプリ
SG全日本選抜オートレース
SGオールスターオートレース
G1共同通信社杯プレミアムカップ
G1ダイヤモンドレース
G1スピード王決定戦
G1オート発祥記念船橋オート祭
G1開場記念ゴールデンレース
G2ウィナーズカップ
G2サマーチャンピオンカップ
G2ヤングダービー
G2エリアマッチ浜松VS船橋
G2さざんかカップ船橋王座争奪戦
G2春のスピード王決定戦
G2中日スポーツ杯争奪サマーチャンピオン決定戦
日本最速男
名実共に『浜松のエース』と評された選手。
デビュー直後から才能を見せ、1級車に乗り換わった1997年には早くも地元浜松でGIを制覇。
この開催中にハンデ重化となり、最重ハンデからの優勝戦となったものの見事優勝を決めた。
デビューから約4年の1999年にSG第3回オートレースグランプリでSG初制覇。
このレースで競走タイム3.284秒を叩き出し、歴代最高上がりタイムを樹立。この記録は現在も破られていない。
タイヤ・マフラーの変更により、現レギュレーションでのレコード更新は難しいといわれている。
全レースハンデなしのオープン戦で行われるSG日本選手権では7年連続での優出があり、ここ1番の勝負強さも兼ね備えている。
度重なる怪我
2006年3月29日。この日の優勝戦で伊藤選手は落車し、左大腿骨を骨折の重傷を負った。
本人曰く「死を覚悟した」とまで言わしめたこの事故は凄惨なもので、この事故以降、伊藤選手は療養生活に入った。
約5ヶ月の療養の後にレース復帰。復帰当初は精彩を欠いていたが、復帰から約2ヶ月後のSG第38回日本選手権オートレースで準優勝となり復活の兆しを見せた。
その後、苦手としていた川口オートレース場で初の優勝を飾り、2007年2月12日のSG第20回全日本選抜オートレースでは圧倒的なスピードで復活の優勝を飾った。
しかし、復活後のさらなる事故により混戦での捌きに不安を抱え、長らくグレードレースでの優勝から遠ざかった。
浜松オートレース場には鈴木圭一郎選手や佐藤貴也選手等の実力を持つ後輩たちが現れ、伊藤選手は影を潜めることも多くなった。
それでもS級は維持し続け、勝利を着実に積み重ね、2020年5月12日に通算1000勝を達成。
さらには、2020年8月15日の第24回SGオートレースグランプリ優勝戦に勝ち上がると、伊藤選手と同じく度重なる怪我に苦しんだ有吉辰也選手とともに好スタートを決めデッドヒートを演出。
最後は「日本最速男」の伊藤選手が持ち前のスピードを発揮して後続を千切り、約13年ぶり5回目のSG制覇を成し遂げた。
レース映像(AutoRaceJPより)↓
2020年5月12日
川口5R 1000勝達成レース
https://autorace.jp/race_info/Ondemand/asx/kawaguchi/2020-05-12_5/0/1
2020年8月15日
伊勢崎12R 第24回SGオートレースグランプリ優勝戦
https://autorace.jp/race_info/Ondemand/asx/isesaki/2020-08-15_12/0/1
vol.1 【鈴木章夫】
vol.2 【篠崎実】
vol.3 【岩田行雄】
vol.4 【穴見和正】
vol.5 【鈴木辰巳】
vol.6 【高橋貢】
vol.7 【浦田信輔】
vol.8 【池田政和】
vol.9 【永井大介】
vol.10 【岡部聡】
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