オートレース

【オートレース】レジェンドレーサーvol.9【永井大介】

「光速のファンタジスタ」
その名の通り抜け出せば抜群の独走力。
そして極上のハンドル捌きも兼ね備える永井選手をvol.9ではご紹介!

※2023年7月6日現在

プロフィール

年齢     46歳
生年月日   1977年1月23日
選手登録   1997年4月1日
期別     25期
所属     川口
現行ランク  S-13

通算成績

通算優勝回数   107回
通算勝利数    1315勝
主な獲得タイトル 
SG日本選手権オートレース
SGスーパースター王座決定戦
SG全日本選抜オートレース
SGオールスターオートレース
SGオートレースグランプリ
G1共同通信社杯プレミアムカップ
G1開設記念グランプリレース
G1黒潮杯
G1開場記念ゴールデンレース
G1キューポラ杯
G1ムーンライトチャンピオンカップ争奪戦
G1オート発祥記念船橋オート祭
G1黒潮杯争奪戦
G1平成チャンピオンカップ
G1ムーンライトチャンピオンカップ
G2オーバルチャンピオンカップ
G2チャレンジカップ
G2ライジングカップ
G2川口記念
G2さざんかカップ
G2スターライトチャンピオンカップ争奪戦
G2若獅子杯争奪戦
G2サンケイスポーツまがたま杯争奪戦
G2ジュニア選手権

光速のファンタジスタ

元船橋所属で「華の25期」のエース!

デビューから2年の1999年に早くもSG第18回オールスターオートレースで優出を決めると、持ち前の独走力で序盤は他を寄せ付けない逃げ展開。
追い上げてきた絶対王者の高橋貢に残り3周回を切ったところで捌かれ惜しくも準優勝に終わったが、デビュー2年でのSG準優勝は類を見ない成績で全国にその名を馳せた。
高橋貢は、このSG第18回オールスターオートレースで大会3連覇。同年SG3回優勝の偉業を達成。

翌年、G1開場44周年記念ゴールデンレースでグレードレース初優勝。この年の最優秀新鋭選手賞を受賞。
その後、数々のグレードレースを制覇し2006年には船橋No.1まで昇り詰めたが、SG優勝は遠く悲願のSG初優勝はデビューから11年が経った2008年SG第12回オートレースグランプリで15回目のSG優勝戦。
涙の優勝インタビューでは永井のSG初優勝を待ち望んでいた多くのファンの心も熱くさせた。
同年大晦日にはSG第23回スーパースター王座決定戦を優勝!
快進撃は止まらず、翌年の2009年にSG全日本選抜オートレース・SGオールスターオートレースを制覇しSGグランドスラムに王手をかけると、2010年のSG日本選手権オートレースを制覇し史上2人目のSGグランドスラムを達成!
その後も幾多のグレードレースを制覇し、グレードレース優勝回数はこれまでSG15回を含む55回となっている。

最後の船橋

2014年には船橋支部長に就任。
しかし、就任から4か月後に施工者が2016年3月末での船橋オートレース廃止を発表。
存続を訴え続け13万を超える署名が集まったが覆ることはなく、船橋オートレース最後の開催を迎えた。
最後の開催となったのは2016年3月17日から行われた特別G1共同通信社杯プレミアムカップ。
21日の最終日には1万3千人が場内に駆け付け、永井は「船橋をもう一度満員にするのが目標だったがそれが今日で嬉しい反面、寂しく複雑。」と語った。
12R優勝戦は特別G1らしい豪華メンバー。そんな中、青山周平とのデッドヒートの末に永井が優勝!
このレースを最後に船橋オートレースは65年の歴史に幕を閉じた。
レース後の表彰式・閉場セレモニーには多くのファンが残り、涙ありの感動のフィナーレとなった。

弟子との別れ

2011年7月。坂井宏朱・佐藤摩弥の二人が44年ぶりの女子オートレーサーとしてデビュー。
坂井は船橋オートレース場の所属となり、師匠は永井。補助指導員は池田政和となった。
7月30日船橋オートレース場でのデビュー戦は8着となったが、デビュー9戦目の8月21日に初勝利を挙げた。

翌年2012年1月。船橋オートレース場で第1R一般戦に出走して6着となり、全レース終了後に走行練習に参加した坂井。
ホーム直線を通過して加速した際に、激しくドドドを起こして姿勢を制御できなくなり落車。すぐに医務室に搬送され応急処置が施された。
しかし、坂井はこの練習中の落車事故で殉職。デビューからわずか半年のことだった。
そのとき永井は34歳。「SGも5個取っていたので、オートレース界に恩返しをしたいという気持ちもありました。自分の時間がなくなっても、もういいや、と思って。」と坂井への指導にかけていた永井。
永井は通夜・告別式で「あなたの師匠になれて幸せでした。あなたが人生をかけてくれたオートレースを今まで以上に大切に頑張っていくので見守ってください。僕の弟子になってくれて本当にありがとう。」と感謝と別れの言葉を述べた。

永井はこの気持ちを胸に第一線で今も戦い続けている。

レース映像(AutoRaceJPより)↓
2016年3月21日
船橋12R 特別G1プレミアムカップ優勝戦
船橋最後のレース
https://autorace.jp/race_info/Ondemand/asx/funabashi/2016-03-21_12/0/1

2010年11月3日
飯塚12R 第42回SG日本選手権オートレース優勝戦
SGグランドスラム達成レース
https://autorace.jp/race_info/Ondemand/asx/iizuka/2010-11-03_12/0/1

2012年4月30日
伊勢崎12R 第31回SGオールスターオートレース優勝戦
https://autorace.jp/race_info/RaceResult/isesaki/2012-04-30_12

「当たるんです」とは?

「当たるんです」は経済産業省が所管する小型自動車競走法に基づき地方自治体が主催するオートレースをロトくじ感覚で楽しめる重勝式投票券です。

「当たるんです」の売上は、当選者への払戻金のお支払いや、サイト及び関連システムの運営に関わる必要経費を差し引き、地方財政への貢献、機械工業の振興、社会福祉の増進に役立てられています。

◆当たるんですのご登録はこち

・本当に当たる?当たるんですで毎回当選者が誕生する仕組みをご紹介

・当たるんですの8車立て、7車立て、6車立てで当選確率はどう変わる?当選金額は?

・当たるんですの会員登録は超簡単!会員登録方法を徹底解説!

・当たるんですの公式SNS一覧

vol.1 【鈴木章夫】
vol.2 【篠崎実】
vol.3 【岩田行雄】
vol.4 【穴見和正】
vol.5 【鈴木辰巳】
vol.6 【高橋貢】
vol.7 【浦田信輔】
vol.8 【池田政和】
vol.9 【永井大介】
vol.10 【岡部聡】
vol.11 【伊藤信夫】

関連記事