【オートレース】レジェンドレーサーvol.7【浦田信輔】

「常勝」
混戦の捌きテクニックは一級品！
地元での安定した成績からファンも多い浦田選手をvol.7ではご紹介！

※2023年7月3日現在

プロフィール
通算成績
常勝
「当たるんです」とは？

プロフィール

年齢　　　　　49歳
生年月日　　　1973年7月31日
選手登録　　　1993年7月2日
期別　　　　　23期
所属　　　　　飯塚
現行ランク　　S-29

通算成績

通算優勝回数　　　115回
通算勝利数　　　　1432勝
主な獲得タイトル　
SGオートレースグランプリ　
SG日本選手権オートレース　
SGスーパースター王座決定戦
SG全日本選抜オートレース　
SGオールスターオートレース
G1スピード王決定戦　　　
G1共同通信社杯プレミアムカップ
G1キューポラ杯　　　　　　
G1開設記念グランプリレース
G1オート発祥記念船橋オート祭
G1ダイヤモンドレース
G1開設記念レース　　
G1開設記念ゴールデンレース
G2レジェンドカップ
G2オート名匠戦
G2春のスピード王決定戦
G2グランプリ
G2サンケイスポーツまがたま杯争奪戦
G2ウエストチャンピオンカップ
G2秋のスピード王決定戦
G2春のスピード王決定戦

常勝

飯塚勢躍進の原動力と言っても過言ではない。
浦田選手の持ち味はその捌き！
スタートも速い選手だが、それに加えて持ち前の捌き力も発揮しこれまでのグレードレース優勝回数はSG優勝8回を含む計40回！

飯塚7期桝崎正元選手の弟子として厳しい指導を受け、徐々にその才能を開花させた。
強運の持ち主でもある浦田選手。SG初優勝となった第13回全日本選抜は、レース発走直後に雪がおちた。浦田選手は本来雨走路を苦手としていたが、全車晴れタイヤでのレースとなり地元でのSG優勝へ気合いに勝る浦田選手がSG初優勝を飾りった。このレースの最中、浦田選手は「いつ赤旗出るんやろと思っていた。」と語る。

現役オートレーサーの桝崎陽介選手の父であり、浦田選手の師匠にあたるのが師桝崎正元選手。
そんな桝崎正元選手の「俺の体の中にあるものをすべてやる」という熱血指導のもと、桝崎元選手の技術はほとんど浦田選手に継承された。
その象徴として逆ハンドルが挙げられる。コーナーでハンドルを右に素早く切り、後輪を走路の外に向けて滑らせ、走る向きを変えずに速度を殺すという技術。ダート時代はほとんどの選手が習得していたが、この技術を現在使用できる選手は浦田選手を含めても余り存在しない。
そんな桝崎一派には田中茂選手も属し、田中茂選手も桝崎正元選手の弟子。浦田選手はとても後輩想いな面でも知られ、2005年のスーパースター王座決定戦では初優出を決めた田中選手のために調子の良かった自分の車のクランクを下ろして、田中選手の車に取り付けた。それは「茂にSGを獲らせてやりたい」という想いからであったと語る。この時は結果こそ出なかったが、翌年の2006年には田中選手が大躍進を遂げ、史上四人目となる年間SG三連覇を達成した。

2011年には年末大一番のSGスーパースターを制覇！
スーパースターの優勝はこの1回のみだが、レース内容は物凄いものだった。
トップスタートは有吉選手。続いたのは永井選手で25期実力者の両名が引っ張る展開。
浦田選手は7番手辺りからの競争。抜け出したのは永井選手で前年度もスーパースター優出を果たしていたが、よもやの試走落車。この年のスーパースターは車が仕上がっていたことと前年度のことから気合いは十分だった。
しかし、抜き上げてきた浦田選手が8周回1Cでその永井選手を捌きそのまま振り切り優勝。史上3人目のSGグランドスラムを達成！
6番手以降のスタートになると優勝はかなり厳しいと言われているSGだが、後方からの追い上げは凄まじく、「レーサー人生の中で1番仕上がっていた」と今でも語る。

レース映像(AutoRaceJPより)↓
2011年12月31日
川口11R　SGスーパースター王座決定戦優勝戦
https://autorace.jp/race_info/Ondemand/asx/kawaguchi/2011-12-31_11/0/1
2007年1月21日
伊勢崎12R　G2グランプリ優勝戦
https://autorace.jp/race_info/Ondemand/asx/isesaki/2007-01-21_12/0/1