※2023年1月時点の情報となります。※
公営競技では、男性の選手の活躍が目立ちますが、近年では女性選手も活躍しています。
そこで本記事では、公営競技で活躍する女性選手紹介シリーズ第3弾として、ボートレースで活躍する女性レーサーをご紹介いたします。
本記事は7つ目の記事になります。以前の記事はこちら。
香川支部
山川美由紀(ヤマカワ ミユキ)選手
生年月日:1966年10月24日 級別:A1 登録期:57期
ボートレーサーは高収入であるという話を耳にし、ボートレーサーを目指す。デビュー当初から目標としている「怪我なく走れるところまで走ること」を選手歴38年間守っている。
1985年11月21日、ボートレース鳴門でデビューし3着。
1996年、ボートレース戸田で開催された「第9回JAL女子王座決定戦競走」で初優勝を果たす。
1999年2月21日、ボートレース鳴門で開催された「第42回四国地区選手権競走」でG1初優勝。1988年度より採用されたグレード制以降、女子選手として初のG1制覇となった。
道上千夏(ミチガミ チナツ)選手
生年月日:1971年11月2日 級別:B1 登録期:67期
元々、プロのスポーツ選手志望だったが、父親にボートレーサーという職業があると教えてもらったことをきっかけにボートレーサーを目指す。
1990年11月23日、ボートレース鳴門でデビューし、デビュー戦で初勝利を挙げる。
1992年6月13日、ボートレース鳴門で初優出。
2000年10月3日、ボートレース徳山で開催された「2000女子リーグ戦競走 第15戦」で初優勝を果たす。
2005年3月6日、ボートレース大村で開催された「第18回JAL女子王座決定戦競走」でG1初優出。
西村美智子(ニシムラ ミチコ)選手
生年月日:1984年4月12日 級別:A1 登録期:95期
高校時代にモンキーターンを読んだときにボートレースに興味を持つ。その後テレビで山川美由紀(57期)のレースを見た際、ボートレーサーになることを決める。夫はおなじボートレーサーの木村光宏(70期)。
2004年11月19日、ボートレースまるがめでデビューし6着。
2005年1月13日、ボートレース若松で初勝利を挙げる。
2006年10月3日、ボートレースまるがめで開催された「オータムカップ争奪オール女子戦」で初優出。
2009年3月3日、ボートレース尼崎で開催された「第22回女子王座決定戦競走」でG1初出場。同日G1初勝利を挙げる。
2020年4月19日、ボートレース宮島で開催された「マンスリーBOATRACE杯宮島プリンセスカップ」で初優勝を果たす。
平山智加(ヒラヤマ チカ)選手
生年月日:1985年7月13日 級別:A1 登録期:98期
高校時代に進路で悩んでいた時、父に勧められたことをきっかけにボートレーサーになる。夫は同じボートレーサーの福田雅一(69期)。
2006年5月19日、ボートレースまるがめでデビューし5着。21日、初勝利を挙げる。
2007年11月8日、ボートレース宮島で開催された「G3女子リーグ第12戦みやじまレディースカップ」で初優出。
2008年2月9日、ボートレースまるがめで開催された「第51回四国地区選手権競走」でG1初出場。10日、G1初勝利を挙げる。
同年5月25日、ボートレースまるがめで開催された「日刊スポーツカップ」で初優勝を果たす。
2009年5月26日、ボートレース福岡で開催された「第36回笹川賞競走」でSG初出場。
2010年1月15日、平成21年度の最優秀新人に選出される(女子選手としては史上初)。
2011年5月25日、ボートレース尼崎で開催された「東日本大震災 被災地支援競走 第38回笹川賞」でSG初勝利を挙げる。
2013年1月17日、ボートレース尼崎で開催された「G1近松賞(開設60周年記念)」でG1初優勝を果たす。
平高奈菜(ヒラタカ ナナ)選手
生年月日:1987年7月7日 級別:A1 登録期:100期
ボートレースが好きだった祖父の熱心な薦めによりボートレーサーを目指す。
2007年5月11日、ボートレースまるがめでデビューするが失格。
同年9月4日、ボートレース鳴門で初勝利を挙げる。
2009年7月6日、ボートレース多摩川で開催された「G3’09モーターボートレディスダービー」で初優出。
2010年2月6日、ボートレースまるがめで開催された「第53回四国地区選手権競走」でG1初出場。7日、G1初勝利を挙げる。
同年9月28日、ボートレース津で開催された「第4回津レディースチャンピオンカップ」で初優勝を果たす。
2011年5月24日、ボートレース尼崎で開催された「東日本大震災 被災地支援競走 第38回笹川賞」でSG初出場。29日、SG初勝利を挙げる。
2014年12月31日、ボートレース住之江で開催された「第3回クイーンズクライマックス」でG1初優出。
2020年12月31日、ボートレース浜名湖で開催された「第9回クイーンズクライマックス/G3QCシリーズ – 決定戦」でG1初優勝を果たす。
2022年5月29日、ボートレース宮島で開催された「第49回ボートレースオールスター」で、女性レーサーとして史上4人目となるSG優出を果たした。
松尾夏海(マツオ カナミ)選手
生年月日:1991年10月29日 級別:A1 登録期:107期
高校時代に進路について悩んでいた時に、兄の松尾祭(100期)が進んだボートレーサーの道に興味を持ち、自身もボートレーサーを目指す。夫は同じボートレーサーの西野雄貴(114期)。
2010年11月15日、ボートレースまるがめでデビューし5着。
2011年ボートレース鳴門で初勝利を挙げる。
2013年1月21日、ボートレースまるがめで開催された「丸亀市議会議長杯争奪U-35男女W優勝戦」で初優出。
2021年2月14日、ボートレースまるがめで開催された「第64回四国地区選手権競走」でG1初出場。同日G1初勝利を挙げる。
同年12月31日、ボートレース福岡で開催された「第10回クイーンズクライマックス/G3QCシリーズ – シリーズ戦」で初優勝を果たす。
2022年8月7日、ボートレースまるがめで開催された「第36回レディースチャンピオン」でG1初優出。
中村桃佳(ナカムラ モモカ)選手
生年月日:1993年2月3日 級別:A1 登録期:114期
父とボートレースまるがめに行った際、ボートレースに興味を持つ。兄の晃朋(111期)が養成所に受かったことをきっかけに、自身もボートレーサーを目指す。夫は同じボートレーサーの竹田和哉(112期)。
2014年5月2日、ボートレースまるがめでデビューし5着。
同年11月30日、ボートレース桐生で初勝利を挙げる。
2016年1月11日、ボートレース大村で開催された「第12回 夢の初優勝男女W決定戦」で初優出。
同年1月22日、ボートレース下関で開催された「スカパー!・JLC杯」で初優勝を果たす。
2017年2月19日、ボートレース鳴門で開催された「第60回四国地区選手権競走」でG1初出場。
同年5月23日、ボートレース福岡で開催された「第44回ボートレースオールスター」でSG初出場。
同年8月2日、ボートレース芦屋で開催された「第31回レディースチャンピオン」でG1初勝利を挙げる。
谷口佳蓮(タニグチ カレン)選手
生年月日:2001年11月14日 級別:B1 登録期:127期
小学生時代にボートレースを知るが、成長するにつれてボートレーサーという職業を意識し、高校を中退してボートレーサーになる。兄は谷口知優(122期)。
2020年11月26日、ボートレースまるがめでデビューし6着。
2021年11月6日、ボートレースとこなめで初勝利を挙げる。
石丸小槙(イシマル コマキ)選手
生年月日:2000年2月18日 級別:B2 登録期:129期
元々はスポーツトレーナーを目指していたが、ボート界で活躍していた兄に刺激され、自身もボートレーサーを目指す。兄は海渡(112期)。
2021年11月27日、ボートレースまるがめでデビューし4着。
2022年9月14日、ボートレースとこなめで初勝利を挙げる。
山田理央(ヤマダ リオ)選手
生年月日:2000年6月10日 級別:B2 登録期:129期
2021年11月27日、ボートレースまるがめでデビューし5着。
2022年8月17日、ボートレースまるがめで初勝利を挙げる。
門田栞(カドタ シオリ)選手
生年月日:2000年7月9日 級別:B2 登録期:130期
高校時代、ボート競技のダブルスカルでインターハイ2位の実績を残す。守屋美穂のレースを見た際、大外から水上を滑走し大外から男子を負かす姿に感動しボートレーサーを目指す。
2022年5月16日、ボートレースまるがめでデビューし6着。
2023年1月現在、初勝利・優出・優勝はまだない。
長崎支部
池田紫乃(イケダ シノ)選手
生年月日:1975年11月7日 級別:A2 登録期:79期
休日は街を散歩して、カフェや喫茶店に行くほどのコーヒー好き。基本戦法は攻めだが、まくりもまくり差しもあり、テクニックを兼ね備えている。
1996年11月にデビュー。
1997年8月25日、ボートレース福岡で初勝利を挙げる。
2001年8月5日、ボートレース大村で開催された「G3 スポニチ杯争奪 第11戦真夏の女王決定戦競走」で初優出。
2002年2月26日、ボートレース徳山で開催された「第15回JAL女子王座決定戦競走」でG1初出場。27日、同開催でG1初勝利を挙げる。
2011年7月18日、ボートレース鳴門で開催された「G3 第27回渦の女王決定戦競走」で初優勝を果たす。
野田祥子(ノダ ショウコ)選手
生年月日:1980年8月2日 級別:B1 登録期:87期
伸びをつける調整で展示タイムを出してくる。センター戦ともなればさらに面白味が増すというものだ。インの信頼度は女子の標準だが、2着・3着に残るケースが多い。
2000年11月10日、ボートレース若松でデビューし6着。
2001年7月23日、ボートレース唐津で初勝利を挙げる。
2004年8月8日、ボートレース大村で開催された「G3 スポニチ杯争奪女子リーグ第11戦」で初優出。
仁科さやか、(ニシナ サヤカ)選手
生年月日:1986年1月10日 級別:B1 登録期:99期
高校卒業後、ボートレーサーになる。持ち前の一発の魅力に注目できる選手。
2006年11月8日、ボートレース大村でデビューし6着。
2007年4月10日、ボートレース児島で初勝利を挙げる。
2009年12月28日、ボートレース大村で開催された「日本財団会長杯 クリスマス男女W優勝戦」で初優出。
2013年5月20日、ボートレース大村で開催された「第10回 夢の初優勝W決定戦」で初優勝を果たす。
滝川真由子(タキカワ マユコ)選手
生年月日:1987年9月30日 級別:A2 登録期:102期
父がボートレースファンで、幼いころからよく連れて行かれており、小学校高学年の頃からボートレーサーになるのを夢見ていた。夫は同じボートレーサーの中村辰也(103期)。
2008年5月10日、ボートレースとこなめでデビューし6着。
2009年4月19日、ボートレース桐生で初勝利を挙げる。
2011年12月19日、ボートレース尼崎で開催された「G3 女子リーグ戦競走 第9戦クィーンロード2011」で初優出。
2013年2月11日、ボートレース戸田で開催された「オール女子戦・第44回報知新聞社杯」で初優勝を果たす。
同年8月6日、ボートレース鳴門で開催された「第27回女子王座決定戦競走」でG1初出場。8月7日、同開催でG1初勝利を挙げる。
2015年8月9日、ボートレースまるがめで開催された「第29回レディースチャンピオン」でG1初優出。同開催でG1初優勝を果たす。
2016年3月16日、ボートレース平和島で開催された「第51回ボートレースクラシック」でSG初出場。3月17日、同開催でSG初勝利を挙げる。
西澤日花里(ニシザワ ヒカリ)選手
生年月日:1994年5月15日 級別:B1 登録期:110期
軽量級なため、重量調整のおもりをつけなければならない。スタートは慎重派で内寄りのコースで連絡みする傾向が高い。夫は同じボートレーサーの村上遼(110期)。
2012年5月3日、ボートレース福岡でデビューし6着。
同年10月18日、ボートレース下関で初勝利を挙げる。
中北涼(ナカキタ リョウ)選手
生年月日:1992年10月14日 級別:B1 登録期:118期
スノーボードハーフパイプでプロ選手として活動していたが、選手生命が短く、遠征費等もかかるため今後も続けられないと思っていた。そのころ、従兄弟の中北将史(107期)がボートレーサーだったことがきっかけで、ボートレーサーになる決意をする。
2016年5月20日、ボートレースとこなめでデビューし6着。
2017年2月21日、ボートレースとこなめで初勝利を挙げる。
山口真喜子(ヤマグチ マキコ)選手
生年月日:1997年3月20日 級別:B1 登録期:126期
高校卒業後、陸上自衛隊に4年間在籍していたが、幼いころからずっと『ボート選手になれ!』と薦められていたため、ボートレーサーになる。
2020年5月22日、ボートレース大村でデビューし6着。
同年12月31日、ボートレース大村で初勝利を挙げる。
2022年11月11日、ボートレース大村で開催された「BTS由布開設3周年記念」で初優出。
北村寧々(キタムラ ネネ)選手
生年月日:2001年9月28日 級別:B1 登録期:128期
学生時代からスポーツ関係の仕事に就くことを目指していた。父がボートレーサーを目指していたため、自身もボートレーサーを志す。
2021年5月6日、ボートレース大村でデビューし6着。
2022年2月5日、ボートレース徳山で初勝利を挙げる。
嶋田有里(シマダ ユウリ)選手
生年月日:2002年6月2日 級別:B2 登録期:130期
小学6年生の時、ボートレーサーのポスターを見掛けた際、父が「スポーツで食べていけるってすごいね」と言ったことをきっかけにボートレーサーを志す。
2022年5月26日、ボートレース大村でデビューし6着。
2023年1月現在、初勝利・優出・優勝はまだない。
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