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公営競技の女子選手紹介第2弾!競輪編vol.4

※2022年12月時点の情報となります。※

公営競技では、男性の選手の活躍が目立ちますが、近年では女性選手も活躍しています。

そこで本記事では、公営競技で活躍する女性選手紹介シリーズ第2弾として、競輪で活躍する女性レーサーをご紹介いたします。

ヤ行

柳原真緒(ヤナギハラ マオ)選手

生年月日:1997年5月18日 期別:114期 ホームバンク:福井

高校時代は陸上部に所属し、やり投げと砲丸投げを専門種目としていた。2014年第8回日本ユース陸上競技選手権大会JOCカップでは砲丸投げで5位、2015年国民体育大会やり投げでは4位の実績を残す。

トレーニングジムに通っていたとき、のちに師匠となる市田佳寿浩(76期・引退)を紹介されたことをきっかけに競輪選手を目指す。

2018年7月7日、奈良競輪場でデビューし2着。

同年7月29日の豊橋競輪場で初勝利。

同年11月15日の広島競輪場で初優勝を挙げた。

2022年5月5日に開催された「ガールズケイリンコレクション2022いわき平ステージ」にて優勝、初のビッグタイトルを獲得した。

矢野光世(ヤノ テルヨ)選手

生年月日:1991年3月3日 期別:104期 ホームバンク:久留米

専門学校時代にしていたメッセンジャーのアルバイトを始めたことがきっかけとなり、ガールズケイリン選手になる。

2013年5月10日、京王閣競輪場でデビューし3着。

同年6月8日に奈良競輪場で初勝利。

同年12月25日に高松競輪場で初優勝を挙げた。

山口伊吹(ヤマグチ イブキ)選手

生年月日:1999年8月24日 期別:116期 ホームバンク:佐世保

小学校6年生から兄・龍也(111期)の影響で自転車競技を始める。高校時代に2017年全国高等学校選抜自転車競技大会で優勝の実績を残す。

競輪選手になった兄やアマチュア時代から活躍をしていた鈴木奈央(110期)などの背中を追いかけ、競輪選手を目指す。

2019年6月16日、第70回高松宮記念杯のエキシビションレース「ガールズケイリンニューカマーレース」に出走し1着。

同年7月12日、大宮競輪場でデビューし7着。

同年7月20日の佐世保競輪場で初勝利を挙た。

同年11月17日防府競輪場で初優勝(完全優勝)を果たした。

山口真未(ヤマグチ マミ)選手

生年月日:1991年12月12日 期別:120期 ホームバンク:日本サイクルスポーツセンター

中学時代から陸上競技に打ち込み、2006年全国中学校体育大会四種競技で6位に入賞。大学では日本学生陸上競技対校選手権大会七種競技8位などの実績を残した。その後も陸上競技を続けるが、アキレス腱断裂を機に陸上競技から自転車競技に転向した。

2021年5月1日、静岡競輪場の新人戦でデビューし1着、デビュー戦で初勝利を挙げた。

同年6月6日の和歌山競輪場の新人戦で初優勝を挙げる。

2022年2月2日、大宮FIIで本格デビュー後初優勝。

大和久保美(ヤマト クボミ)選手

生年月日:1991年8月12日 期別:102期 ホームバンク:八戸

高校から趣味でロードレーサーに乗り始める。高校卒業後、アルバイトをしていた際に「ガールズサマーキャンプ」が行われることを知り参加する。そこで田畑 茉利名(102期・引退)に誘われたことをきっかけに競輪選手になる。

2017年7月1日、平塚競輪場でデビューし7着。

同年10月24日の向日町競輪場で初勝利を挙げた。

2015年4月、同じ競輪選手の千澤大輔(95期)との結婚。7月17日付けで青森に移籍したが、登録名は旧姓・大和のままとした。

山原さくら(ヤマハラ サクラ)選手

生年月日:1992年12月11日 期別:104期 ホームバンク:高知

高校3年生の時に自転車競技を始める。2010年ジュニアオリンピック(岐阜競輪場)スプリントで優勝。全日本自転車競技選手権大会(全日本選手権)・スプリントで2位に入った。社会人になっても自転車競技を続けるが、父を追って競輪選手に転向することを決意し選手となる。

2012年5月11日、松戸競輪場でデビューし、初勝利を挙げた。

同年5月13日、同場で初優勝を飾る。同年末のJFN杯ガールズグランプリに、石井寛子、梶田舞とともにデビューから7か月で初出場を果たす(第1回を除いて当時史上最速)。

2015年5月24日、高知競輪場で通算100勝を達成。

2016年3月12日、名古屋競輪場で行われたガールズケイリンコレクション名古屋ステージで優勝し初タイトルを獲得。

2017年5月13日、いわき平競輪場で通算200勝を達成。

2019年2月22日、大垣競輪場にて3日間とも1着で完全優勝を果たし、通算300勝を達成。

2021年8月29日、岸和田FII2日目第6レース(予選2)において1着となり、石井寛子、奥井迪に次ぐガールズケイリン史上3人目となる通算400勝を達成した。

山本さくら(ヤマモト サクラ)選手

生年月日:2001年6月14日 期別:120期 ホームバンク:豊橋

幼少期よりテコンドーに打ち込み、全日本ジュニア選手権では6度の優勝、2018年全日本テコンドー選手権2位の実績を残した。テコンドーを辞めたとき、父親にガールズケイリンを勧められて興味を持ち、競輪選手を志す。

2021年(令和3年)5月8日、名古屋競輪場でのでデビューし2着。

同年5月9日に同場で初勝利を収める。

同年11月21日、富山FIIで初優勝を挙げた。

山本知佳(ヤマモト トモカ)選手

生年月日:1991年11月23日 期別:110期 ホームバンク:防府

大学在学中、先輩の中西大(107期)からガールズケイリンを教えてもらい、実際にレースを観に行って競輪選手になることを決める。

2016年7月2日、和歌山支部所属として京王閣競輪場でデビューし5着。

同年7月24日に和歌山競輪場で初勝利。

2017年8月25日に和歌山競輪場で初優勝を挙げた。

2021年5月8日、同じく競輪選手の久保田泰弘(111期)と結婚。併せて和歌山支部から久保田の所属する山口支部へと移籍した。

山本奈知(ヤマモト ナチ)選手

生年月日:1986年6月6日 期別:106期 ホームバンク:松戸

13歳で本格的にインラインスケートの日本選手権デビューし、15歳でシニア部門の全日本総合で優勝。2010年、コロンビアのガルネで行われた世界選手権10000メートル ポイント & エリミネイションレースで2位に入った。その後、同年の広州アジア競技大会で同種目5位に入ったのを最後に現役を引退する。

その後、のちに夫となる山本紳貴(107期)とともに、和泉田 喜一(59期)に弟子入りし、競輪選手を目指す。

2014年5月9日、奈良競輪場でデビューし3着。

同年5月31日に佐世保競輪場で初勝利。

同年9月18日に取手競輪場で初優勝を挙げた。

吉岡詩織(ヨシオカ シオリ)選手

生年月日:1994年9月30日 期別:116期 ホームバンク:広島

高校卒業後は自衛隊に入隊し千僧駐屯地に勤務していた。2016年末、広島競輪場で競輪を観に行った際、レースの迫力と懸命に走る選手の姿に圧倒され、競輪選手を目指す。

2019年7月12日に和歌山競輪場でデビューし1着、初勝利を挙げる。

さらに、同開催で3日間とも1着で初優勝。デビュー場所で初優勝かつ完全優勝は、ガールズケイリンでは鈴木美教に次いで史上7人目だった。

吉川美穂(ヨシカワ ミホ)選手

生年月日:1993年1月15日 期別:120期 ホームバンク:和歌山

高校3年夏に自転車競技を始める。高校卒業後、ロードレースの実業団に加入し自転車競技のナショナルチームにも6年間在籍するが、東京オリンピック出場が叶わなかったことをきっかけにガールズケイリン選手に転向する。

2021年5月8日、名古屋競輪場での新人戦「競輪ルーキーシリーズ2021」でデビュー。

同年5月22日に大宮競輪場の新人戦で初勝利、同開催の翌23日に初優勝を挙げる。

吉田りんご(ヨシダ リンゴ)選手

生年月日:2000年12月11日 期別:120期 ホームバンク:岸和田

進路に悩んでいた時、小林優香(106期)の競走する姿に感動し、競輪選手になることを決める。

養成所在所中に腰のヘルニアが悪化し、2021年3月1日に養成所を卒業後した後は治療を優先する。そのため競輪ルーキーシリーズには120期生でただ一人出場せずリハビリとトレーニングに励む。

同年8月28日に岸和田競輪場でデビュー戦を迎え5着。

同年11月9日に富山競輪場で初勝利を挙げた。

吉村早耶香(ヨシムラ サヤカ)選手

生年月日:1997年7月28日 期別:112期 ホームバンク:静岡

中学、高校時代は陸上競技投擲種目に打ち込んでいた。高校入学時に父からガールズケイリンを教えられ、興味を抱く。高校3年時の進路相談の際に競輪選手になることを決め、村本大輔(77期・引退)に弟子入りし、競輪選手を目指す。

2017年7月8日、静岡競輪場でデビューし5着。

同年7月9日に静岡競輪場で初勝利。

同年8月13日に千葉競輪場で初優勝を挙げた。

ワ行

渡邉栞奈(ワタナベ カンナ)選手

生年月日:1996年10月22日 期別:122期 ホームバンク:静岡

父はGⅠを2回優勝した経験を持つ、晴智(73期)、弟・雅也(117期)、いとこ・雄太(105期)、直弥(113期)の競輪一家に生まれる。

弟・雅也のデビュー戦をみて感動し、競輪選手を目指す。

2022年4月30日、松戸競輪場でデビューし2着。

同年5月1日に松戸競輪場の同開催にて初勝利を挙げる。

渡部遥(ワタナベ ハルカ)選手

生年月日:2002年4月18日 期別:122期 ホームバンク:松山

小学3年の時に陸上競技を始める。高校卒業時まで陸上競技を続けていたが、進路に迷っていた際、競輪好きの父からガールズケイリンの選手になることを勧められ競輪選手になることを決める。

2022年4月30日、松戸競輪場でデビューし5着。

同年6月13日に大宮競輪場で初勝利し、同開催で初優勝を挙げた。

渡辺ゆかり(ワタナベ ユカリ)選手

生年月日:1981年4月28日 期別:102期 ホーム競技場:境川

スピードスケート選手として活躍し、2009-2010シーズン終了時まで富士急スケート部に所属していた。現役時代はソルトレークシティオリンピック500m9位、2003年アジア冬季競技大会500m銀メダル、トリノオリンピック500m15位などの実績を残した。

スピードスケート選手を引退後、新しい挑戦をするため、2011年に女子第1期生として競輪選手になる。

2012年7月1日に平塚競輪場でデビューし5着。

同年8月30日、平塚競輪場で初勝利を挙げた。

同年12月13日、西武園競輪場で初優勝を果たす。

渡口まりあ(ワタリグチ マリア)選手

生年月日:1994年11月18日 期別:114期 ホームバンク:防府

弟・勝成(119期)の影響で競輪選手を目指す。

2018年7月11日、防府競輪場でデビューし7着。

同年10月30日の松戸競輪場で初勝利を挙げた。

2022年7月13日、高松FIIで初優勝(完全優勝)を果たす。

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