オートレース

オートレースのランクとは?各階級上位3名をご紹介!

オートレースには各選手に「ランク」というものが設定されており、3つのランクに分けられます。本記事では、ランクの見直し時期や2022年度前期ランクのS級・A級・B級の上位ランカー各3名をご紹介いたします。

オートレースのランクとは

オートレースの選手は、成績に応じて最上位のS級からA級・B級と3つのランクのいずれかに該当いたします。また、新人のオートレース選手は、デビューから一定期間はB級で、その後の成績でランクが決定します。

S級選手→競走成績1位~48位、A級選手→49位~280位、それ以下はB級選手となります。ランクは、全てのレースの結果を得点化したものを計算して決定し、6ヶ月ごとに見直されます。

ランクによってあっせんの内容に差があり、S級の選手はグレードの高い(賞金金額の高い)レースに、より多く出場できます。

S級の上位3選手(2022年度前期ランク)

オートレースの選手の中でも、トップクラスの実力を持つS級選手。以下では2022年度前期ランク上位の3名、青山周平選手、鈴木圭一郎選手、荒尾聡選手をご紹介します。

S-1 青山周平選手

トップクラスのS級の中でも、頂上のランクS-1に君臨する青山周平選手です。

2020年度前期より、S級1位の座を守り続けている選手です。2019年に開催されたSGレース『スーパースター王座決定戦』以降同タイトルを現在3連覇しており、今年度の「スーパースター王座決定戦」でも活躍が期待されています。今までにSGは合計10回優勝するほどの実力の持ち主。

2021年度開催のSG級レース『第35回全日本選抜オートレース』を優勝し、史上6人目となるグランドスラムを達成しました。

S-2 鈴木圭一郎選手

前期ランクと同様にランクS-2の鈴木圭一郎選手。

S級のトップとなる青山周平選手との審査ポイントはわずか5.07ポイント。

2019年度後期からS-1・2を青山選手と鈴木選手が保持しており、現在もポイントの差は僅差であるため、今後S-1の座に鈴木選手が着く時も近いのかもしれません。

鈴木圭一郎選手は『全日本選抜オートレース』『オールスターオートレース』『日本選手権オートレース』『スーパースター王座決定戦』4つのSG優勝経験があり、残すSGは『オートレースグランプリ』のみ。青山周平選手に続く史上7人目のグランドスラム達成が期待できる選手の一人です。

S-3 荒尾聡選手

荒尾聡選手は前期ランクから、S-3を保持している選手。SGレースでは『全日本選抜オートレース』『オールスターオートレース』『スーパースター王座決定戦』3つの優勝経験を持っています。

27期の選手で現在40歳とベテラン選手ということもあり、根強いファンがいる選手です。

A級の上位3選手(2022年度前期ランク)

オートレースの選手の中では、中間クラスのA級選手。しかし、A級の上位ランクの選手はS級選手に引けを取らない実力を持った選手ばかりです。以下では2022年度前期ランク上位の3名、森且行選手、穴見和正選手、大木光選手をご紹介します。

A-1 森且行選手

1997年に日本中の注目を浴びて、トップアイドルグループ「SMAP(スマップ)」から脱退し、オートレーサーへ転身した森且行選手。

選手養成所の訓練中の大事故で重傷を負うも、過酷なリハビリを経て、見事にデビュー&ウィンを飾る。

デビュー2年目に新人王戦を制し、7年目にG2勝利。そしてデビュー13年にしてG1を制覇し、同年所属する川口オートでランキング1位に輝く。

さらに、2020年度開催の『日本選手権オートレース』にて、悲願のSG優勝を飾りました。

A-2 穴見和正選手

前期ランクA-57からランクが上がり、A-2までのし上がってきた穴見和正選手。

G1優勝経験は2005年の『平成チャンピオンカップ』・1987年の『開設記念レース(飯塚)』の優勝のみですが、御年68歳ながら、年齢を感じさせない走りで今期はA級2位になりました。

A-3 大木光選手

前期A-15からランクが上がり、A-3に食い込んできた大木光選手。

G1優勝経験は、2008年の『開設記念グランプリレース(川口)』のみですが、直近の3連対率が60%と、好成績を収めています。

B級の上位3選手(2022年度前期ランク)

オートレースのB級選手は、上位ランクを目指して日々レースを走っています。以下では2022年度前期ランク上位の3名、伊藤幸人選手、池浦一博選手、角翔太郎選手をご紹介します。

B-1 伊藤幸人選手

前期B-32からランクが上がり、B-1までのし上がってきた伊藤幸人選手。

1993年の『全国地区対抗戦G1』での優勝経験も有り、59歳という年齢を感じさせない走りでランクを上げており、オートレース界のレジェンド的選手です。

B-2 池浦一博選手

前期A-139からランクが下がり、B-2となった池浦一博選手。今年60歳になりますが、年齢を感じさせない走りで、2022年度前期に1着を収めたレースもあります。

B-3 角翔太郎選手

角翔太郎選手は、2017年に選手登録された33期の現在26歳の若手選手。まだタイトル獲得経験はありませんが、2022年8月現在、直近10走着の3連対率は70%と高いため、これからの活躍に期待したい選手の一人です。

まとめ

本記事では、オートレースのランク見直し時期や、2022年度前期ランクのS級・A級・B級の上位ランカー各3名をご紹介しました。

全国に約400名のオートレーサーが居ますが、オートレースは実力で全てが判断されます。オートレースの選手はランクによってあっせんの内容に差があり、上位のランクの選手は、よりグレードの高いレースに出場できます。そのため、オートレースの選手たちはレースを万全の体制で望むための準備を行い、ランク昇級を目指しています。

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