【佐賀競馬】9月19日から14頭立てナイター開始!西日本唯一「SAGAリベFEVER14」とは
佐賀競馬に大きな変化が訪れる。2026年9月19日(土)の開催から、これまで最大12頭だったフルゲートを拡大し、14頭立てによるナイターレースがスタートする。佐賀競馬が8月24日に正式発表したもので、西日本エリアでは唯一となる14頭立てナイター。初回は9月19日の最終競走に予定され、その名称も「熱狂のLAST DANCE『SAGAリベFEVER14(サガリベフィーバーフォーティーン)』」と決まった。単に出走頭数が2頭増えるだけではなく、レース展開、予想、馬券、競馬場設備まで含めた佐賀競馬の大きなアップデートとなる。
目次
Toggle佐賀競馬14頭立ての基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開始予定日 | 2026年9月19日(土) |
| 競馬場 | 佐賀競馬場 |
| 最大出走頭数 | 従来12頭→14頭 |
| 実施形態 | ナイター |
| 初回 | 9月19日の最終競走 |
| 名称 | SAGAリベFEVER14 |
| 実施頻度 | 当初は1日1競走程度を想定 |
| 特徴 | 西日本エリアで唯一の14頭立てナイターレース |
9月19日は第10回佐賀競馬の初日で、概定番組では全10競走が予定されている。第1競走の発走予定は15時50分、最終第10競走は20時40分。概定番組上では最終競走にC2・1750m戦が組まれており、予定通りならこのレースが佐賀競馬初の14頭立てとなる。ただし番組や競走条件は今後変更される場合があるため、最終的な出走表は開催直前に確認したい。
なぜ14頭立てに拡大するのか
佐賀競馬は2026年度の開催方針を発表した4月の段階で、14頭立て競走の導入方針を明らかにしていた。当初は8月以降の開始を目指し、「1日1競走程度」に限定して運用する計画としていたが、設備整備や関係団体との調整を経て、9月19日からの実施が正式に決まった形だ。
現在の佐賀競馬場は1周1100m、右回りのダートコース。直線は250mで、ゴールまでの最後の直線は約200m、高低差も1mと小さいコンパクトなコースである。従来のフルゲートは12頭だったため、14頭立てになればこれまで以上に道中の位置取りやコーナーでの進路取りが重要になる。
特に佐賀は短い直線を意識して早めに動く競馬も多い。そこへ2頭が加われば、単純に前へ行ける馬だけでなく、「どの位置で1~2コーナーに入るか」「向正面で外へ出せるか」「勝負どころで前が開くか」といった要素の重要性も増す。これまでの12頭立てとは少し違った予想の考え方が求められそうだ。
14頭立てに向けてパドックも拡張
頭数を増やすには、発走ゲートだけを14頭対応にすればいいわけではない。佐賀競馬では14頭立て導入を見据え、場内設備の改修も進めてきた。
大きな変更がパドックの拡張だ。2025年11月から工事を進め、2026年5月2日から新しいパドックの使用を開始。従来は12頭立てでも競走馬同士の前後の間隔が狭くなる場面があったため、周辺設備を整理して周回スペースを拡大した。14頭が入っても競走馬が安全に周回できる広さを確保している。
さらに発走ゲートについても14頭分へ拡充。佐賀競馬は4月の発表時点で、通常使用するゲートだけでなく予備機を含めて枠数を増やす方針を示していた。公正かつ安全に競走を実施することを前提に設備と運用の双方を準備してきたため、今回の14頭化は半年近くをかけた計画的な取り組みと言える。
馬券はどれほど難しくなる?
ファンにとって最も分かりやすい変化は、やはり予想の難易度だろう。
例えば全馬が出走すると仮定した場合、馬連の組み合わせは12頭なら66通りだが、14頭では91通り。3連複は220通りから364通りへ増える。さらに着順まで当てる3連単は、12頭立ての1320通りから14頭立てでは2184通りまで増加する。
もちろん出走頭数が増えたからといって必ず高配当になるわけではない。しかし人気薄が馬券圏内へ入る余地、展開による紛れ、位置取りによる有利不利など、考えなければならない要素は確実に増える。
佐賀競馬自身も今回の14頭化について「レースの迫力」「展開の難しさ」「予想の面白さ」が2頭分パワーアップするとアピールしている。特に開催最後の「SAGAリベFEVER14」に設定することで、一日の最後まで楽しめる勝負レースとして定着させたい狙いも見えてくる。
出走する側にもメリット
14頭化は競馬ファンだけでなく、競走馬や関係者にとっても意味がある。1競走につき最大2頭分の出走枠が増えるため、登録馬が多い条件では出走機会を確保しやすくなる。
ただし、いきなり全競走を14頭立てに変更するわけではない。当面は1日1競走程度から始める方針で、安全性や競走運営への影響を確認しながら進めていく。佐賀競馬は小回りコースでもあるだけに、この段階的な導入は重要だろう。
「サガデーナイト競馬」の新たな目玉へ
佐賀競馬は2024年度から通年ナイターを実施し、2026年度からは「サガデーナイト競馬」を新たなキャッチコピーとして展開している。2024年には佐賀競馬史上初のJBCも開催し、その後はパドック改修、新設重賞、3歳短距離三冠の整備など、競馬場そのものの魅力を高める施策を続けてきた。
今回の14頭立てもその流れの一つだ。大井など東日本では14頭以上の多頭数競走を見る機会がある一方、西日本の地方競馬では12頭以下が一般的だった。そこへ佐賀が14頭立て、しかもナイターという新しい形を持ち込む。
最初の「SAGAリベFEVER14」は9月19日の20時40分発走予定。まず注目したいのは、従来の12頭立てと比べてレース展開が実際にどこまで変わるのか。そして多頭数化によって佐賀競馬名物の最終レースがどれだけ盛り上がるのかだ。「西日本で14頭が走る夜」が、これからの佐賀競馬を象徴する新たな名物になる可能性は十分にありそうだ。
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