100円で買ったオートレースの車券が1500万円以上の払い戻しとなった伝説のレース!
本記事では、そのレースを深堀りしてみました。
オートレース史上最高額 15,721,720円
3連単オートレース史上最高額は驚異の15,721,720円!!!
第30回スポーツニッポン杯争奪戦 準決勝戦
2006年5月22日 伊勢崎オートレース
1番車 谷川 一貴 (4番人気) ハンデ30 3.34
2番車 田中 守 (2番人気) ハンデ30 3.31
3番車 高橋 貢 (1番人気) ハンデ40 3.33
4番車 中野 光公 (5番人気) ハンデ20 3.36
5番車 岩科 州 (6番人気) ハンデ20 3.37
6番車 田島 敏徳 (8番人気) ハンデ20 3.38
7番車 高田 克重 (3番人気) ハンデ10 3.35
8番車 松丸 浩太朗(7番人気) ハンデ0 3.38
レース考察
現在のハンデの大きい選手が数字の大きい号数ではなく、この頃は複雑に車番が並んでいた。
人気は地元の③高橋貢選手が圧倒的1番人気。続く人気となったのは3.31と高橋選手を試走タイムで上回った②田中選手。その相手に①谷川選手、⑦高田選手で売れたこの1戦。
大大大波乱となったこのレースを演出したのは逃げ展開となった⑧松丸選手に、
ハンデ20mからの戦いとなったが試走タイムではかなり劣勢となっていた⑤岩科州選手。
そんな中、迎えたこの日の最終12Rは⑧松丸選手の逃げ展開から始まり、
3車並びとなっていたハンデ20mからは⑤岩科選手がトップスタートを決め、
レースを引っ張る⑧松丸選手と⑦高田選手を追い上げる主導権となった。
結果
絶対王者の異名を持ち、このレースも前売りから圧倒的な人気となっていたのは③高橋選手。それに加えて、②田中選手がその相手筆頭で間違いない試走タイムを出し、それに続く人気も⑦高田選手、①谷川選手と絞られたのがこのレース。③高橋選手の頭から相手も絞られ、そこに多くの票が集まったからこそのこの配当といえる。
圧倒的な人気を背負った2選手が4,5着に沈んだのがこの配当を呼んだ1番の要因!
3.31と機力十分な②田中選手だったが前の引っ張りのペースが想定以上だったのに加えて、
前が重なる展開が続き、それを崩しきれずのゴール。
②田中選手が進まないことで③高橋選手も足が止まり、終始②田中選手の1つ後ろでレースを進める展開となった。
これは17年前のレース。とは言えここまでの配当は狙えなくても、現在のオートレースでも前が想定以上のハイペースになり後ろが進んで来れない展開の波乱レースは少なくない。
節間、試走タイムは出ていなくても上がりタイムは良いという選手の逃げ展開レースならこういった展開も狙えるのではないだろうか。
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