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公営競技の女子選手紹介第1弾!オートレース編

オートレースなどの公営競技では、男性の選手の活躍が目立ちますが、近年では女性選手も活躍しています。

そこで本記事では、公営競技で活躍する女性選手紹介シリーズ第一弾として、オートレースで活躍する女性レーサーをご紹介いたします。

31期

佐藤摩弥(サトウ マヤ)選手

生年月日:1992年5月16日 LG:川口 現行ランク:A-2

中学生の時、父親と川口オートに行ったのをきっかけにオートレースを知り、高校2年で選手募集に応募、合格すると高校を中退してオートレーサーに。

2011年7月に44年ぶりとなる女子レーサーとしてデビューし、2013年3月18日に川口レース場でオートレース史上初の女子選手優勝という快挙を果たし、これまで通算9回の優勝を飾っている。

2018年の第50回日本選手権オートレースでは女子選手初のファイナリストに、さらに全選手の中から年間の成績上位者などから8名のみが出場できるスーパースター王座決定戦に2019年・20年と2年連続して出場するなど、実力もある選手です。

32期

岡谷美由紀(オカヤ ミユキ)選手

生年月日:1984年10月14日 LG:浜松 現行ランク:B-10

長野での高校時代はスピードスケートで、インターハイ3位、国体2位の成績を残している。

就職後スケートを辞めたが、競走でしか得ることが出来ない高揚感や達成感を再び味わってみたいという気持ちを感じていた時に、選手募集を知りオートレーサーに。

2013年7月にデビューし、同年8月に浜松レース場で初勝利。

2017年3月に川口レース場で悲願の初優勝を果たし、現在まで通算4度優勝している。

片野利沙(カタノ リサ)選手

生年月日:1993年3月19日 LG:川口 現行ランク:A-183

父親がロードレース、母親がモトクロスをそれぞれやっていたほどのバイク好き一家に長女として誕生。

幼いころに両親の勧めでポケバイ(ポケットバイク)に取り組み、ポケバイを引退しロードレースにステップアップすると、レディースレースに参戦してアジア選手権にも選抜されるほどに成長。

長くレースを続けたいと思っていたころにオートレースに出会い、オートレーサーの道へ。

2013年7月にデビューし、同年8月に川口レースにて初勝利を飾る。

2019年に創設された女子選手のみで戦われる「スーパースターガールズ王座決定戦」では、初代女王に輝いた。

藤本梨恵(フジモト リエ)選手

生年月日:1983年3月11日 LG:伊勢崎 現行ランク:A-158

高校生からボクシングを始め、2006年にJWBC日本フライ級王座、2007年にJWBC日本バンタム級王座、2009年にはOPBF女子東洋太平洋スーパーフライ級チャンピオンとなり、2011年に引退。

しかし、勝負の世界への情熱が絶えず、オートレーサーの道へ。

2013年7月のデビューし、同年9月に伊勢崎レース場にて初勝利を飾る。

その後2017年8月に伊勢崎レース場にて悲願の初優勝を果たし、現在までに通算2度優勝している。

33期

稲原瑞穂(イナハラ ミズホ)選手

生年月日:1996年2月28日 LG:飯塚 現行ランク:B-74

幼い頃から父に連れられオートレース場に足を運び、オートレースの魅力に惹かれていた。

当時は女性選手がいなかったため、自分が選手になることは考えていなかったが、佐藤摩弥選手のデビューを受けて自分もオートレースの世界へ進むことを決心する。

2017年7月にデビューし、2018年4月に伊勢崎レース場で初勝利を飾る。

2022年開催のスーパースターガールズ王座決定戦への出場が決定。本開催を含めて3年連続の出場となる。

金田悠伽(カネダ ハルカ)選手

生年月日:1994年7月15日 LG:浜松 現行ランク:A-214

3歳から15歳まで水泳一筋で、全国大会に出場するほどの選手だったが、高校生の時に初めてオートレースを観に行き、選手になることを決意。

選手になりたいと思ってから1年以上経ったころ、ようやく候補生募集のお知らせが発表され、すぐに応募してオートレーサーになる。

2017年7月にデビューし、同年7月11日に浜松レース場にて初勝利を飾る。

2020年2月、同期の吉松優輝選手と結婚。

髙橋絵莉子(タカハシ エリコ)選手

生年月日:1996年2月8日 LG:伊勢崎 現行ランク:A-190

元モトクロスの選手であり、その実力は全日本モトクロス選手権で決勝に進出するほどでした。

そして、モトクロスの経験を生かせる場所を探していた時に、モトクロスから転身している選手がいるオートレースを知り、挑戦することを決意しオートレースの門を叩く。

2017年7月にデビューし、2018年2月に川口レース場で初勝利を飾る。

2022年7月、伊勢崎レース場にて4度目の優勝戦に臨み、悲願の初優勝を果たした。

田崎萌(タサキ モエ)選手

生年月日:1993年11月5日 LG:伊勢崎 現行ランク:A-192

父親が川口オートの場外イベントで走路を走った際、オートレースの存在を父親から聞き、オートレースに興味を持つ。

川口オートに初めてオートレースを観に行った際、益春菜選手(2018年に引退)の走りを見てオートレーサーになることを決める。

2017年7月にデビューし、同年8月に伊勢崎レース場で初勝利を飾る。

その後2020年10月に伊勢崎レース場にて女子レーサー5人目となる優勝を果たした。

堂免沙弥(ドウメン サヤ)選手

生年月日:1992年10月24日 LG:飯塚 現行ランク:B-104

バイク競技のドラッグレースをしている父親の影響で、幼いころからミニバイクに乗っていた。

高校時代にピザ屋で配達のアルバイトをしており、その際に知り合った佐藤裕児選手のデビュー戦を観た時にオートレーサーを目指す。

2017年7月にデビューし、2018年3月に飯塚レース場で初勝利を飾る。

2021年10月に結婚・妊娠の報告をブログに掲載し、現在は休場している。

交川陽子(マジカワ ヨウコ)選手

生年月日:1989年1月19日 LG:浜松 現行ランク:B-11

大学時代に柔道部のキャプテンを務め、その後高校教師となり女子柔道部を立ち上げる。

生徒に指導する立場になっても勝負の世界が忘れられずにいたころ、テレビで佐藤摩弥選手の映像を見てオートレースに興味を持つ。

柔道黒帯三段、サンボ(柔道とレスリングを掛け合わせたような格闘技)で世界7位になるなどの実力を買われ、特別枠でオートレーサーに合格。

2017年7月にデビューし、2018年3月に浜松レース場にて初勝利を飾る。

現在は2022年11月の練習中の落車によるケガで休場中。

吉川麻季(ヨシカワ マキ)選手

生年月日:1996年2月26日 LG:飯塚 現行ランク:B-100

高校時代に親に連れられ、森且行選手のレースを観に行ったのがオートレースを知るきっかけとなる。

当初はボートレーサーになることを目標としており、試験を受けていた。その試験の時に藤本梨恵選手と知り合い、藤本選手がオートレーサー試験に受かった際に「バイクが好きならオートレースの試験を受けてみたら?」と誘われ、オートレーサーを目指す。

2017年7月にデビューし、同年11月に山陽レース場で初勝利を飾る。

2020年11月に同じオートレーサーの鈴木圭一郎選手と結婚。

2021年11月に山陽オートレース場で開催されたレースにて落車し、現在休場中。

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