2026年8月16日から23日にかけて、世界各地で秋の大舞台につながるG1が相次いで行われた。欧州ではジャックルマロワ賞からヨーク開催の英インターナショナルS、ヨークシャーオークス、ナンソープS、シティオブヨークSまでトップホースが激突。豪州ではウィンクスS、米国ではアラバマS、デルマーオークス、パシフィッククラシックが行われ、日本馬サトノレーヴ、フィンガーも出走した。ここでは8月23日21時52分(日本時間)までに結果が確定した主要G1をまとめる。

8月16日~23日の主要海外G1結果

日付競走開催国1着2着3着
8月16日ジャックルマロワ賞フランスRayifZeus OlympiosPrecise
8月19日英インターナショナルSイギリスItemAlmaqamConstitution River
8月20日ヨークシャーオークスイギリスKalpanaSparan NuaMinnie Hauk
8月21日ナンソープSイギリスBacioStarlustRumstar
8月22日ウィンクスSオーストラリアAutumn GlowSheza AlibiGringotts
8月22日シティオブヨークSイギリスNotable SpeechLake ForestMarvelman
8月22日アラバマSアメリカMy Gun’s LoadedMeasureCounting Stars
8月22日デルマーオークスアメリカTam TamLookin At DiamondKensington Lane
8月22日パシフィッククラシックアメリカKnightsbridgeOriginal SinFull Serrano

ジャックルマロワ賞はライフが古馬撃破

8月16日のドーヴィル芝1600mで行われたジャックルマロワ賞は、フランス2000ギニー馬ライフが優勝。中団から伸び、ゼウスオリンピオスとの競り合いをクビ差で制してG1・2勝目を挙げた。3着は牝馬プリサイス。前走ジャンプラ賞5着から巻き返し、秋の欧州短距離・マイル戦線へ向けて存在感を強めた。日本のシュトラウスは9着、シックスペンスは10着だった。

英インターナショナルSはItemが大金星

8月19日のヨークでは3番人気の3歳馬アイテムが勝利。直線で進路を探しながら外へ持ち出すと鋭く伸び、アルマカムをアタマ差で差し切った。注目されたコンスティテューションリバーは3着、圧倒的1番人気オンブズマンは4着。フランケル産駒のアイテムは春のダンテSに続きヨークで大仕事を成し遂げた。

カルパナがキングジョージに続いてG1連勝

8月20日のヨークシャーオークスではカルパナが1番人気に応えて勝利。伏兵スパランヌアの猛追を短アタマ差でしのぎ、ミニーホークが3着となった。カルパナはキングジョージに続いて2400mのG1を連勝し、欧州古馬牝馬の枠を超えて凱旋門賞候補として存在感を強めた。

米国の快速馬バーチョがナンソープSを逃げ切り

8月21日のナンソープSは米国遠征馬バーチョが逃げ切り。スタートから主導権を握り、スターラストに1馬身1/4差、3着はラムスターだった。W・ワード厩舎にとって念願の同レース初制覇。英国の高速5ハロンで能力を証明し、今後はブリーダーズカップが大目標となる。

豪州ではオータムグローが13戦12勝

8月22日のランドウィックで行われたウィンクスSはオータムグローが1番人気に応えて快勝。シェザアリビに1馬身半差をつけ、通算13戦12勝とした。C・ウォーラー厩舎は同競走10勝目。1400mの始動戦を危なげなく突破し、豪州春シーズンへ最高のスタートを切った。

シティオブヨークSはノータブルスピーチ、サトノレーヴは9着

同日のヨークでは1400mのシティオブヨークSが行われ、ノータブルスピーチがレイクフォレストに2馬身3/4差をつけて快勝。柔らかい馬場もこなし、距離短縮で能力の高さを示した。3着はマーベルマン。日本のサトノレーヴは9着で、中団付近から運んだものの終盤で伸びを欠いた。勝ち馬は今後ブリーダーズカップ・マイルが有力目標となる。

アラバマSはマイガンズローデッドが戴冠

サラトガの3歳牝馬G1アラバマSではマイガンズローデッドがメジャーとの接戦をクビ差で制した。圧倒的人気のカウンティングスターズは3着に敗れ、エイコーンS、CCAオークスに続くニューヨーク牝馬三冠達成はならなかった。マイガンズローデッドはC・ブラウン厩舎への移籍後、サラトガで3戦3勝。重賞初挑戦でG1を制した。

デルマーではタムタム、ナイツブリッジがG1制覇

デルマーオークスはタムタムが勝利し、ルッキンアットダイヤモンドに1馬身1/4差。3着はケンジントンレーンだった。続くパシフィッククラシックではナイツブリッジが圧勝。序盤からフルセラーノと競り合いながら直線で突き放し、オリジナルシンに6馬身1/4差をつけた。この勝利でブリーダーズカップ・クラシックへの優先出走権も獲得。日本から遠征したフィンガーは11着に敗れた。

なお8月23日のドーヴィルではモルニ賞とジャンロマネ賞が予定されているが、日本時間21時52分時点ではまだ発走前。本記事は同時点までに結果が確定したG1を対象としており、この2競走は結果確定後の対象となる。

 

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