【JRA】2027年度の開催日割・重賞競走を発表!GII昇格申請や夏競馬の大幅変更に注目
JRAは9月28日、2027年度の中央競馬開催日割および重賞競走の主な変更点を発表した。2027年は1月4日(月)の中山・京都競馬からスタートし、12月28日(火)の中山・阪神競馬まで開催。年間開催日数は298日となる。特に注目されるのは夏季の暑熱対策強化、平日月曜日を含めた開催日の新設、函館競馬の開催拡大、そして根岸ステークスなど5競走のGII昇格申請。2027年の中央競馬は開催体系にいくつもの大きな変更が加えられる。
目次
Toggle2027年の中央競馬は1月4日スタート、12月28日まで
2027年の中央競馬は、1月4日(月)の中山競馬・京都競馬で開幕する。年末は12月28日(火)の中山競馬・阪神競馬が最終開催となり、ホープフルステークス(GI)も12月28日に中山競馬場で実施される。
年間開催日数は298日。競馬場別では札幌14日、函館14日、福島20日、新潟24日、中山44日、東京47日、中京24日、京都46日、阪神45日、小倉20日となる。
最大の注目は夏の新潟・中京「1日7競走」
2027年はさらなる暑熱対策として、7月24日から8月29日まで行われる第2回新潟競馬と第2回中京競馬で大きな変更が行われる。
両開催では気温が特に高くなる時間帯を避けるため、第1競走の発走を15時頃とし、1日7競走編成で開催する予定。従来の夏季開催からさらに踏み込んだ暑熱対策となる。
競走数減少分を年間で補うため、春と秋には新たに平日の月曜日を含む開催日も設定される。3月6日(土)~8日(月)の中山・阪神、10月30日(土)~11月1日(月)の東京・京都、11月27日(土)~29日(月)の東京・京都が対象となる。
祝日を利用した3日開催も、1月9~11日、3月20~22日、9月18~20日、10月9~11日の4回予定されている。
函館競馬が12日から14日へ拡大
北海道シリーズにも大きな変更がある。函館競馬は従来の6週・12日から7週・14日開催へ拡大され、開催開始も1週早まる。
北海道開催全体は「函館4週→札幌3週→函館3週→札幌4週」という特徴的な編成となる。良好な芝馬場を維持することなどを目的とした変更で、これに伴い北海道の重賞配置も見直される。
函館スプリントステークスは6月5日、クイーンステークスは7月18日、エルムステークスは札幌から函館へ移り8月1日、函館2歳ステークスは8月7日に行われる予定となっている。
根岸Sなど5競走がGIIIからGIIへ昇格申請
重賞競走では、GI前哨戦として重要度の高いGIII・5競走についてGIIへの昇格が申請される。
- 1月31日 根岸ステークス(東京ダート1400m)
- 2月27日 オーシャンステークス(中山芝1200m)
- 8月22日 キーンランドカップ(札幌芝1200m)
- 11月7日 みやこステークス(京都ダート1800m)
- 11月13日 武蔵野ステークス(東京ダート1600m)
根岸ステークスはフェブラリーステークス、オーシャンステークスは高松宮記念、キーンランドカップはスプリンターズステークス、みやこステークスと武蔵野ステークスは秋のダートGI路線につながる重要なレース。昇格が認められれば、GI前哨戦の体系が大きく変わることになる。
なお、現時点ではGII昇格が決定したわけではなく申請段階。格付審査は2027年1月に予定されている。
キャピタルステークスもGIII昇格へ
東京芝1600mで行われているリステッド競走「フランスギャロ賞キャピタルステークス」についても、GIIIへの昇格を申請する。
開催日は11月29日(月)。こちらも2027年1月の審査を経て正式な格付けが決まる予定で、承認されれば新たな芝マイル重賞が誕生する。
マイラーズCは阪神、エルムSは函館へ
開催日割変更に伴い、一部重賞は開催競馬場も変更される。
読売マイラーズカップ(GII)は京都から阪神競馬場へ移り、4月25日に阪神芝1600mで開催。エルムステークス(GIII)は札幌から函館競馬場へ移り、8月1日に函館ダート1700mで行われる。
また、3日開催の変更により、中山牝馬ステークスは3月8日(月)、フラワーカップは3月21日(日・祝)、愛知杯は3月22日(月・休)へ変更。東京スポーツ杯2歳ステークスは11月20日(土)に実施される。
障害重賞も大幅に再編
障害重賞についても年間ローテーションを見直す。
大きな変更は「新潟ジャンプステークス(J・GIII)」の移設。新潟から福島へ舞台を移し、競走名も「福島ジャンプステークス(J・GIII)」へ変更される。7月3日に福島芝3350mで実施予定となっている。
京都ジャンプステークスは5月15日、東京ハイジャンプは10月9日、京都ハイジャンプは11月6日へ移動。障害重賞の出走頭数改善を目的に、年間のレース間隔が再調整される。
2027年は中央競馬の開催スタイルが大きく変化
2027年度は単なる日程変更にとどまらず、暑熱対策を目的とした「夏季1日7競走」、平日月曜開催、函館開催の拡大、北海道シリーズの再編、重賞格付け変更など、中央競馬の開催スタイルそのものに関わる変更が多い。
特に根岸S、オーシャンS、キーンランドC、みやこS、武蔵野SのGII昇格が正式に認められるかは注目ポイント。GI路線の前哨戦として位置付けがさらに明確になる可能性がある。
なお、今回発表された開催日割などは農林水産大臣の認可を経て正式決定となる。また、2027年度の重賞賞金、競馬番組上のルール変更、リステッド競走一覧などについては11月中旬に改めて発表される予定。2027年の中央競馬がどのような番組編成になるのか、今後の追加発表にも注目したい。
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