水上の格闘技、ボートレース(競艇)。近年は売上も右肩上がりで、若いファンも急増している人気の公営競技です。

ボートレースの最大の特徴は「6艇」で行われること。3連単の組み合わせは「6×5×4」で、全公営競技の中で最少の「わずか120通り」しかありません。

さらに「1コース(一番内側)の勝率が全国平均で50%を超える」という絶対的なセオリーが存在するため、ギャンブルとしては本命党向けで、当てやすい部類に入ります。しかし、だからこそ「その絶対的な1コースが飛んだ時(負けた時)」、オッズは一気に跳ね上がります。

120通りしかないにもかかわらず、100円玉が数十万、時に数十万円へと化ける。今回は、アタマガ読者に贈る「ボートレース3連単の歴代高額配当ベスト10」をご紹介します!

ボートレース 3連単 歴代高額配当ベスト10

順位年月日開催場・レース払戻金(円)
1位2022年11月1日児島 7R761,840円
2位2011年5月22日徳山 2R682,760円
3位2016年3月21日三国 1R650,610円
4位2024年8月10日尼崎 5R637,530円
5位2019年1月16日徳山 2R595,550円
6位2024年9月13日尼崎 8R577,390円
7位2020年3月14日丸亀 5R554,930円
8位2003年12月10日若松 5R537,990円
9位2020年11月7日江戸川 3R535,520円
10位2020年11月21日芦屋 1R534,930円

※一部のデータは集計時期や記録更新により異なる場合があります。

伝説のレース解説:たった120通りでなぜ70万超えが?

【第1位】児島で生まれた国内記録「76万舟券」

ボートレース史上最高配当として君臨しているのが、2022年11月1日にボートレース児島の第7レースで飛び出した「76万1,840円」です。

120通り中、下から数えて2番目の「119番人気」。大本命と目されていた内側の艇が第1ターンマークでまさかの失速・競り合いとなり、そこを外側の不人気艇がごっそりと差し抜ける展開に。1着から「5号艇-1号艇-6号艇」という誰も予想しなかった決着となり、全国のボートファンを震撼させました。

【第2位・第5位】「シード番組」の罠、徳山のモーニング

ランキングで目を引くのが、2位(2011年)と5位(2019年)にランクインしている「徳山 2R」です。ボートレース徳山など一部のレース場では、朝の早い時間帯(モーニング)の第1〜第4レースあたりに「1コースに圧倒的に強いA級選手、他はB級選手」という、意図的に本命決着を狙った「シード番組」を組むことがあります。

ファンは「1号艇の頭で鉄板」と信じて多額の資金を投じますが、もしその1号艇がスタートで遅れたり、他艇に巻き込まれて沈んだりすると、圧倒的な資金が「紙くず」となり、残った不人気な買い目に莫大な配当が乗ることになります。

【第9位】日本一の難水面「江戸川」の恐怖

9位にランクインした江戸川(2020年・53万円)は、全国のボートレース場で唯一「河川」を利用したコースです。潮の満ち引きと川の流れがぶつかり合い、さらに強風が吹くと、水面はうねりを上げて大荒れになります。艇がバウンドして転覆したり、まともにターンできずに流されたりするため、「インコース絶対有利」の法則が全く通用しなくなる日があり、こうした万舟券(特大配当)の温床となります。

アタマガ的考察:10万舟券を射止めるには?

ボートレースで大穴を狙うなら、以下のポイントを逆手に取る戦略が求められます。

  1. 「企画(シード)番組」の崩壊を狙う:徳山や芦屋などの「1コース絶対有利」とされているモーニングレースで、あえて1号艇がスタートで出遅れる展開(向かい風が強い日など)を予想し、ダッシュ勢(4〜6コース)からの波乱を狙う。
  2. 大荒れの天候・難水面を狙う:江戸川や平和島など、風の影響を強く受けるレース場で、強風・高波の日に外枠の選手をボックス買いする。
  3. 「全-全-全」の夢:120通りすべてを100円ずつ買っても1万2000円。もし本命が飛んで10万舟券が出れば、一撃でプラスになります(もちろん、大半のレースは数千円以下の配当で終わるため、資金力と引き際の判断が必須です)。

「1番人気が強い」という圧倒的常識があるからこそ、それが崩れた瞬間に生まれる旨味。ボートレースの奥深さは、この「120通りのアンバランス」に詰まっています。


【免責事項】

本記事は過去の競走データおよび配当結果に基づくエンターテインメントを目的としたものであり、特定のレースでの的中や利益を保証するものではありません。舟券の購入は、ご自身の判断と責任において、無理のない範囲でお楽しみください。本記事の情報を利用したことによって生じた一切の損害について、当メディアは責任を負いかねます。

 

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