2026年11月3日、浜松オートレース場で行われたSG第58回日本選手権オートレースで、青山周平(伊勢崎・31期)が優勝。SG通算22回目の優勝を達成し、オートレース史上最多記録を更新した。

これまでの最多記録は、同じ伊勢崎所属の高橋貢が持つ21回。青山は2026年8月のオートレースグランプリでこの記録に並び、わずか約3か月後の日本選手権で単独トップに立った。

2015年のSG初制覇から約11年。青山が積み重ねてきた22回のSG優勝を振り返る。

青山周平のSG優勝歴・全22冠一覧

青山は2015年のスーパースター王座決定戦でSG初優勝。翌2016年のオールスター、2018年のオートレースグランプリと日本選手権を制し、着実にタイトルを増やしていった。

通算優勝年SG大会名
1冠2015年スーパースター王座決定戦
2冠2016年オールスター・オートレース
3冠2018年オートレースグランプリ
4冠2018年日本選手権オートレース
5冠2019年オートレースグランプリ
6冠2019年日本選手権オートレース
7冠2019年スーパースター王座決定戦
8冠2020年スーパースター王座決定戦
9冠2021年全日本選抜オートレース
10冠2021年スーパースター王座決定戦
11冠2022年オートレースグランプリ
12冠2022年日本選手権オートレース
13冠2023年オートレースグランプリ
14冠2023年日本選手権オートレース
15冠2023年スーパースター王座決定戦
16冠2024年オールスター・オートレース
17冠2024年オートレースグランプリ
18冠2025年全日本選抜オートレース
19冠2025年スーパースター王座決定戦
20冠2026年全日本選抜オートレース
21冠2026年オートレースグランプリ
22冠2026年日本選手権オートレース

2026年11月3日時点の記録。

SG大会別の優勝回数

現行のSG5大会すべてで複数回優勝しているのも、青山の大きな特徴だ。

SG大会優勝回数
オートレースグランプリ6回
スーパースター王座決定戦6回
日本選手権オートレース5回
全日本選抜オートレース3回
オールスター・オートレース2回
合計22回

特にオートレースグランプリとスーパースター王座決定戦では、それぞれ6勝を挙げている。オートレースグランプリは2022年から2024年まで3連覇を達成。日本選手権でも2018・2019年、2022・2023年の2度にわたって連覇している。

2026年日本選手権で歴代最多22冠を達成

記録更新の舞台となった2026年の日本選手権は、青山にとって圧巻のシリーズだった。

初日から4連勝を飾ると、雨の準決勝も勝利。優勝戦では2号車から好スタートを切り、1コーナーで先頭を確保した。

地元の鈴木圭一郎が2番手から猛追したが、一度も首位を譲らず10周回を逃げ切り。2着に鈴木、3着に前年覇者の佐藤励が入り、青山は6戦6勝の完全優勝で歴史的な22冠目を獲得した。

日本選手権は2023年以来3年ぶり5度目の優勝。2026年は2月の全日本選抜、8月のオートレースグランプリに続く年間3回目のSG制覇となった。

ダブルグランドスラムも達成した絶対王者

青山の偉業は、SG優勝回数だけではない。

2025年2月の全日本選抜優勝では、現行のSG5大会すべてを2回以上制覇する「ダブルグランドスラム」を達成。すべての大舞台で複数回の優勝実績を持つ、極めて高い総合力を証明した。

また、2019年、2022年、2023年、2024年、2026年にはSGで年間複数タイトルを獲得。長年にわたり第一線で勝ち続けていることも特筆される。

SG最多22冠の先にある新たな記録

41歳でオートレースの頂点に立った青山周平。2015年の初優勝以来、スタート力、さばき、エンジン整備への取り組みを磨き続け、高橋貢の大記録をついに超えた。

今後は自身の持つ22冠の記録をどこまで伸ばせるかが焦点となる。2026年末にはスーパースター王座決定戦が控えており、優勝すれば同大会7勝目、SG通算23冠となる。

オートレース史上最多のSG優勝記録保持者となった青山周平。その挑戦は、まだ終わらない。

 

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