2026年11月3日(火・祝)、オーストラリアのフレミントン競馬場で第166回メルボルンカップ(G1)が開催される。舞台は芝3200m、発走予定は日本時間13時(現地15時)。オーストラリア最大級の競馬イベントとして知られ、今年も世界各国から長距離の実績馬24頭が集結した。

注目はジーロンカップを制したポイントオブローと、アイルランドから遠征するトラストユアインスティンクト。今回は確定した出走馬・枠順・斤量と、現地ブックメーカーが提示する海外オッズを紹介する。

メルボルンカップ2026・出走馬と海外単勝オッズ

以下は11月2日に確認したオーストラリアのブックメーカー「Ladbrokes」の単勝固定オッズ。日本式の倍率で表示しており、馬番とゲート番号は異なる。

馬番馬名ゲート斤量海外オッズ
1サンズアンドラバーズ357.5kg18.0倍
2トラストユアインスティンクト1857kg8.5倍
3ナイツチョイス256.5kg41.0倍
4ミドルアース156.5kg17.0倍
5ヴォバン2256.5kg51.0倍
6エンフジャール856kg23.0倍
7ロイヤルスプレマシー2156kg51.0倍
8ワインダークシー2356kg41.0倍
9アステリックス655kg61.0倍
10グッディートゥーシューズ1955kg26.0倍
11ジュジャキボ1455kg13.0倍
12ホープウェルロック1554.5kg8.5倍
13ワンスムースオペレーター1354.5kg61.0倍
14ソウルオブスペイン554.5kg26.0倍
15ザーラン1154.5kg31.0倍
16ソーユーアー754kg11.0倍
17フューチャーヒストリー1253.5kg51.0倍
18ジェームズジェイブラドック2453.5kg18.0倍
19キズリャル2053.5kg41.0倍
20ポイントオブロー953kg8.0倍
21ストリクトリービジネス453kg67.0倍
22ミスターモナコ1652.5kg23.0倍
23ザコウマ1052kg31.0倍
24ショックレッツ1751kg10.0倍

※オッズは11月2日確認時点の参考値。発売会社や時間によって変動する。

海外では上位人気が大混戦!

ポイントオブロー(20番・8.0倍)

ポイントオブロー(Point Of Law)は、英国でバーレーントロフィー(G3)を制し、オーストラリア移籍初戦のジーロンカップ(G3・2400m)も勝利した上昇馬。英国王チャールズ3世が所有していたことでも注目を集めた。

父フランケル、母父ディープインパクトという日本の競馬ファンにも興味深い血統で、53kgの軽斤量と9番ゲートも魅力。イーサン・ブラウン騎手とのコンビでG1初制覇を狙う。3200mへの距離延長が最大のポイントとなる。

トラストユアインスティンクト(2番・8.5倍)

トラストユアインスティンクト(Trustyourinstinct)は、ジョセフ・オブライエン厩舎のアイルランド調教馬。7月のカラカップ(G2・約2800m)を制し、前走アイリッシュセントレジャーでも4着に健闘した。

長距離適性は上位人気馬の中でも高く、名手ジェームズ・マクドナルド騎手が騎乗する。ただし57kgの斤量と18番ゲートは課題だ。なお、Sportsbetでは7.5倍の1番人気となっており、海外でも評価が分かれる接戦となっている。

ホープウェルロック(12番・8.5倍)

英国のホープウェルロック(Hopewell Rock)も有力候補。約2800mの長距離ハンデ戦で好成績を収め、8月のヨーク開催・イボアハンデキャップでは22頭立ての2着に入った。

54.5kgの斤量と長距離戦での実績が評価され、海外で支持を集めている。今回がオーストラリア初出走となり、遠征への対応と初めての3200mが鍵となる。

ショックレッツ、ソーユーアーも人気上位

ショックレッツ(24番・10.0倍)は、G3アーチャーステークス優勝馬。フレミントンで3勝を挙げているコース巧者で、51kgという最軽量が大きな武器となる。鞍上のハリー・コフィー騎手は10月31日の落馬で鎖骨を負傷したが、手術を経て11月2日に騎乗許可を得た。

ソーユーアー(16番・11.0倍)は現在4連勝中。前走のベンディゴカップ(G3・2400m)などを勝ち、勢いでは引けを取らない。日本でもおなじみのレイチェル・キング騎手が騎乗し、7番ゲートから好位置を確保できれば勝機が広がる。

ジュジャキボ(11番・13.0倍)はG2を連勝中で、前走ムーニーバレーゴールドカップでは豪快な差し切り勝ちを収めた。こちらも距離延長への対応が焦点だ。

また、2024年覇者ナイツチョイスは41.0倍、2025年3着のミドルアースは17.0倍。過去の好走馬による巻き返しも注目される。

日本馬スティンガーグラスは出走回避

日本から出走予定だった友道康夫厩舎のスティンガーグラスは、レース前の検査で負傷リスクが高いと判断され、10月30日に出走回避が発表された。このため、今年は日本調教馬の出走がない。

2006年にはデルタブルースが優勝、ポップロックが2着となる日本馬ワンツーを達成しているが、その歴史的快挙から20年となる今年の日本馬挑戦は実現しなかった。

日本でも馬券発売!最大の鍵は3200mへの適性

JRAでは11月3日7時から発走予定2分前まで、即PAT・A-PATによる馬券発売を実施する。日本国内独自のオッズとなるため、海外ブックメーカーの倍率と一致するわけではない。

今年は突出した人気馬がおらず、ポイントオブローの軽斤量、トラストユアインスティンクトの長距離適性、ショックレッツのコース実績など、それぞれ異なる強みがある。また、現地では雨の影響も予想され、当日の馬場状態が結果を左右する可能性もある。

歴史あるメルボルンカップで勝利をつかむのはどの馬か。海外オッズの変動にも注目したい。

 

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